【谷口朋栄 日本画展 ~澄みわたる世界~】フレッシャーズアイ12
みなさま、こんにちは。
7階 アートスペースから
【谷口朋栄 日本画展 ~澄みわたる世界~】
のご紹介です。
谷口朋栄 日本画展 ~澄みわたる世界~
会期 2024年9月25日(水)→10月1日(火)
会場 松坂屋上野店 7階 アートスペースⅠ・Ⅱ
※最終日は16時閉場
4月から新入社員としてこちらの画廊に配属になりました
🐱と申します。
淡く儚い
画面に溶け込むような作品を制作されている
谷口朋栄先生。
ART FAIR TOKYOで注目され、
その他各種コンクールにおいても受賞を重ねる谷口先生は、
NEXTブレイクを予感させるアーテイストの一人です。
本展覧では、およそ25点の新作を
ご覧いただけます。
思わず見入ってしまうような作品の数々。
この透明感と奥行は
岩絵の具やアクリルなど
複数の画材を用い表現されているのだそう。
愛媛県ご出身の谷口先生。
中でも砥部町は「砥部焼」という焼き物の産地です。
砥部焼の原材料の一つには
上記写真に写る「伊予陶石」というものがあります。
しかし、砥部焼に適した伊予陶石は
採れたうちのおよそ一部。
そのことを知り、
この希少かつ貴重な陶石を
用いた作品を制作されたのだそうです。
それがこちらです。↓
きいろの町Ⅰ
S4号
雲肌麻紙、ミクストメディア
白いもやのような部分が伊予陶石を
使用した部分。
より幻想的な雰囲気を感じます。
お色使いがとっても素敵な作品ばかりですが
先生のイチオシ作品をお伺いしたところ、
こちらの3連作をあげてくださいました❕
こころの行方
F15号
天竺綿、ミクストメディア
夢の正体
F15号
天竺綿、ミクストメディア
夢の余白
F15号
天竺綿、ミクストメディア
白い余白部分は「心」を表現しているのだとか。
例えば「夢の余白」という作品は、
心が両側に広がります。
それは、別々の世界に心が広がっていくことを表現しているそう。
少女を包む
黒く煌めく夜が
包み込むような心の柔らかさを引き立てます。
余白に降る予感
F30号
ミクストメディア
少女の儚い表情も
作品に引き込まれる魅力の1つです。
全ての作品に
谷口先生の作品への思いが添えられています。
作品の背景を知ることで
興味深く作品を感じることができますよ。✨
9月29日(日)まで
谷口先生はご在廊予定でございます。
この機会に是非、
7階 アートスペースにて
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。